この記事では、初心者・中級者におすすめの硬式テニスラケットについて書いています。
「ラケットの種類が多すぎて、何を選んでいいかわからない…」
「中級者向けにステップアップしたいけど、自分に合うラケットってどれ?」
テニスを始めるときや2本目を選ぶとき、こんな悩みを抱えていませんか?
テニスラケット選びは、上達スピードもプレーの楽しさも大きく左右する超重要ポイントです。
そこで今回は、初心者・中級者が後悔しない硬式テニスラケットおすすめ5選をご紹介していきます。
選び方のポイントのほか、よくある失敗と対策もまとめたので、「自分に合う一本」選びの参考にしてみてください。
★おすすめNo.1|迷ったらまずコレ
ヨネックス EZONE 100(イーゾーン 100)
ヨネックスの大人気シリーズ「EZONE」の主力モデル。柔らかい打球感と広いスイートスポット、そして十分なパワーを併せ持つ「黄金スペック」ラケットの代表格です。世界トッププロから週末プレーヤーまで、幅広い層から支持されています。
- とにかく打球感が柔らかく、腕や肘への負担が少ない
- スイートスポットが広く、ミスヒットしてもボールが飛んでくれる
- 中級者にステップアップしても長く使い続けられる完成度
硬式テニスラケットの選び方
まずは、ラケット選びで失敗しないためのポイントを見ていきましょう。
チェックしたいのは、次の5つです。
- 重さ(ウェイト)
- フェイスサイズ
- バランスポイント
- グリップサイズ
- フレームの厚さ
ひとつずつ確認していきましょう。
重さ(ウェイト)で選ぶ
硬式テニスラケットの標準的な重さは285〜305gです。
- 男性初心者・初級者:285〜295g前後
- 男性中級者以上:300g前後
- 女性・シニア・ジュニア:270〜285g前後
フェイスサイズで選ぶ
ラケットの面の広さで、初心者ほど大きい方が扱いやすいです。
- 100平方インチ:最も標準的。初心者〜上級者まで対応
- 98平方インチ:コントロール重視。中級〜上級者向け
- 105〜110平方インチ:「デカラケ」と呼ばれ、ボールが飛びやすい
初心者・中級者なら、「黄金スペック」と呼ばれる100平方インチを選んでおけば間違いありませんよ。
バランスポイントで選ぶ
バランスポイントは、ラケットの重心位置のことです。
- 320mm前後:標準(オールラウンド向け)
- 手元寄り(トップライト):操作性が高くボレー向き
- 先端寄り(トップヘビー):ストロークでパワーが出やすい
迷ったら、標準の320mm前後を選びましょう。
グリップサイズで選ぶ
握る部分の太さで、日本人男性はG2、女性はG1が一般的です。
フレームの厚さで選ぶ
厚いほどパワーが出やすく、薄いほどコントロールしやすい傾向があります。
- 厚ラケ(25mm以上):パワー重視で飛ばしやすい
- 中厚(22〜24mm):オールラウンド
- 薄ラケ(22mm未満):コントロール重視・上級者向け
初心者・中級者なら、中厚〜やや厚め(23〜26mm程度)が扱いやすいですよ。
硬式テニスラケット選びでよくある失敗と対策
ラケット選びには、ついやってしまいがちな失敗があります。
特に起こりやすいのは、次の3つです。
- 見た目だけで上級者向けを選んだ
- パワー系ラケットで飛びすぎてしまった
- グリップサイズを確認しなかった
原因と対策をセットで覚えておきましょう。
失敗①:見た目だけで上級者向けを選んだ
デザインやプロの使用モデルに惹かれて、レベルに合わないラケットを選ぶケースです。
- ボールが全然飛ばず、挫折しかけた
- 半年ほど上達を実感できなかった
自分のレベルに合ったラケットに替えるだけで、驚くほどプレーが変わります。
失敗②:パワー系ラケットで飛びすぎてしまった
弾きの強いラケットを、フォームが固まる前に使ってしまうケースです。
- ボールが飛びすぎてアウトばかりになった
- 力加減がわからず、ラリーが続かなかった
フォームが固まるまでは、バランス型のモデルを選ぶのも手ですよ。
失敗③:グリップサイズを確認しなかった
重さやデザインばかり見て、握りの太さを確認しないケースです。
- 握りにくく、ラケットが手の中で回ってしまった
- 余計な力が入って手首が疲れた
迷ったら細めを選び、グリップテープで調整するのが一般的です。
初心者・中級者におすすめの硬式テニスラケット5選
ここからは、実際に試打して「これは間違いない」と確信したラケットを5本紹介します。
どれも世界中のプレーヤーから支持されている実力派ぞろいです。
まずは比較表で、5本の特徴をざっくりチェックしてみてください。
ここからは、1本ずつ詳しく紹介していきます。
ヨネックス|EZONE 100
| フェイスサイズ | 100平方インチ |
|---|---|
| 重量 | 約300g |
| バランス | 320mm |
| フレーム厚 | 23.0〜26.5mm |
| ストリングパターン | 16×19 |
| 推奨レベル | 初級者〜上級者 |
- 柔らかい打球感で腕への負担が少ない
- シリーズ史上最大のスイートエリア
『ヨネックス EZONE 100』は、世界中で愛されるヨネックスの看板シリーズ「EZONE」の主力モデルです。
新素材「MINOLON」をシャフト両側に搭載し、シリーズ史上最大のスイートエリアを実現しました。
柔らかいのにしっかりボールが飛んでくれる、絶妙なバランスです。
初心者だとパワーが強めに感じる場合は、テンションを少し高め(48〜52ポンド)にするとちょうどよくなります。
■こんな人におすすめ
- 一本で長く使えるラケットが欲しい人
- 腕や肘への負担が気になる人
初心者から上級者まで長く付き合える、バランス抜群の一本です。
バボラ|ピュアドライブ
| フェイスサイズ | 100平方インチ |
|---|---|
| 重量 | 約300g |
| バランス | 320mm |
| フレーム厚 | 23.0〜26.0mm |
| ストリングパターン | 16×19 |
| 推奨レベル | 中級者〜上級者 |
- 圧倒的なパワーでラクに球速が出る
- 面の安定感が最強クラス
『バボラ ピュアドライブ』は、「黄金スペックの代表格」として世界中で愛される超ベストセラーモデルです。
天然素材の亜麻を使った新技術「NF²-TECH 2.0」で、振動吸収性を高めつつ強烈なパワーを実現しています。
ダブルスでボレーに出るときの安心感も抜群です。
初心者には飛びすぎることもあるので、ある程度フォームが固まった中級者向けといえます。
■こんな人におすすめ
- 攻撃的なテニスをしたい人
- ダブルスでネットプレーを多用する人
フラットドライブで叩き込むスタイルなら、これ以上の選択肢はなかなかありません。
ウィルソン|CLASH 100 V3.0
| フェイスサイズ | 100平方インチ |
|---|---|
| 重量 | 約293g |
| バランス | 310mm(トップライト) |
| フレーム厚 | 24.0mm |
| ストリングパターン | 16×19 |
| 推奨レベル | 初級者〜上級者 |
- 圧倒的な柔らかさで腕への負担を抑える
- 軽量&トップライトで操作性が高い
『ウィルソン CLASH 100 V3.0』は、「しなる厚ラケ」というコンセプトで一世を風靡したCLASHシリーズの最新モデルです。
シリーズ史上最もしなる仕様にアップデートされ、柔らかい打球感がさらに進化しました。
293gとやや軽めかつトップライトなので、初心者でも振り抜きやすくなっています。
スライスやボレーを多用するオールラウンダーにも好評です。
■こんな人におすすめ
- テニスエルボーなどケガが心配な人
- ファーストラケットを探している初心者
柔らかい打球感が好みの方に、ぜひ試してほしい一本です。
ヘッド|SPEED MP
| フェイスサイズ | 100平方インチ |
|---|---|
| 重量 | 約300g |
| バランス | 320mm |
| フレーム厚 | 23mm |
| ストリングパターン | 16×19 |
| 推奨レベル | 中級者〜上級者 |
- 強烈なスピン性能
- 柔らかい打球感でコントロールしやすい
『ヘッド SPEED MP』は、ヘッドの世界的ベストセラーシリーズ「SPEED」の主力モデルです。
ハイテク素材「HY-BOR」をシャフト部分に搭載し、面の安定感と打球感が大きく向上しました。
しっかりコースを狙えるコントロール性能もあり、まさに万能型です。
黄金スペックの中では少し薄めのフレームで、「自分のスイングでしっかり振り抜きたい」プレーヤーに合います。
■こんな人におすすめ
- スピンを使った攻めのテニスがしたい人
- 中級者から上級者へのステップアップを目指す人
コースを狙うコントロール重視の方に、おすすめの一本です。
バボラ|ピュアドライブ チーム
| フェイスサイズ | 100平方インチ |
|---|---|
| 重量 | 約285g |
| バランス | 320mm |
| フレーム厚 | 23.0〜26.0mm |
| ストリングパターン | 16×19 |
| 推奨レベル | 初級者〜中級者 |
- 285gの軽量設計で振り抜きやすい
- 軽いのに面の安定性が高い
『バボラ ピュアドライブ チーム』は、ピュアドライブシリーズの軽量モデルです。
標準のピュアドライブが「ちょっと重い…」と感じる方向けに設計された、操作性重視の一本です。
弾きの良さと面の安定性はそのままに、軽量ラケット特有の「押し負ける感じ」も少なくなっています。
テンションを48〜52ポンド程度にすれば、初心者でも飛びすぎを抑えつつパワーを感じられます。
■こんな人におすすめ
- 女性プレーヤーやジュニア
- 初めて硬式テニスラケットを買う初心者
軽くて扱いやすいラケットを探しているなら、まずチェックしてほしい一本です。
目的別のおすすめまとめ:あなたに合うのはどれ?
「結局どれを選べばいいの?」という方のために、目的別に整理します。
とにかく柔らかい打球感が欲しいなら
腕や肘への負担を最小限に抑えながら、しっかりボールも飛ばせる『ウィルソン CLASH 100 V3.0』が圧倒的におすすめです。
パワー重視で攻めたいなら
世界中のハードヒッターが愛用する『バボラ ピュアドライブ』一択です。フラットドライブで叩き込むスタイルにぴったりですよ。
スピンで翻弄するプレースタイルなら
横糸の間隔設計で回転がかけやすい『ヘッド SPEED MP』がベストです。
バランスよく長く使いたいなら
柔らかさ・パワー・スイートスポットの広さがバランスよくまとまった『ヨネックス EZONE 100』が間違いありません。
軽くて扱いやすいラケットが欲しいなら
285gの軽量設計ながら、しっかりした打感を残した『バボラ ピュアドライブ チーム』がおすすめです。
よくある質問
- 1. 初心者の最初の一本はどれくらいの予算で買えばいい?
-
現行モデルの新品なら25,000〜40,000円が相場です。「型落ちモデル」を狙えば15,000〜25,000円程度で同等の性能のラケットが手に入ります。最初の一本は型落ちでも十分。続けられそうなら、半年〜1年後に新品の現行モデルに買い替えるのもおすすめです。
- 2. ガット張り上げ済みのラケットと、フレームのみ、どちらを買えばいい?
-
初心者なら張り上げ済みがおすすめ。すぐに使えますし、何より「ガットを別途張る費用(2,500〜5,000円程度)」を節約できます。中級者以上で「自分の好みのガットを張りたい」という場合は、フレームのみを選んで好きなガットを張るスタイルが一般的です。
- 3. 軟式(ソフトテニス)ラケットで硬式ボールは打てる?
-
絶対にやめてください。軟式ラケットは硬式ボールの衝撃に耐えられず、フレームが折れる可能性があります。また、硬式ボールの飛距離も出ないため、上達の妨げになります。硬式テニスをするなら必ず硬式専用ラケットを使いましょう。
- 4. ガットのテンションはどれくらいで張ればいい?
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初心者なら45〜50ポンドがおすすめ。テンションが低い(緩い)ほどボールが飛びやすく、高い(硬い)ほどコントロールしやすくなります。最初は緩めから始めて、慣れてきたら少しずつ硬くしていくと自分の好みが見つかります。
- 5. ラケットの寿命はどれくらい?
-
毎日のように使うヘビーユーザーなら1〜2年、週1〜2回のカジュアルユーザーなら3〜5年が目安です。フレームに目立つ傷やクラックが入ったら買い替えサイン。また、長く使っているとラケットの「腰が抜ける」(しなりすぎてパワーロスする状態)ので、上達して違和感が出てきたら買い替えを検討しましょう。
- 6. 子どもに買ってあげるなら何歳から硬式ラケット?
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身長や体力にもよりますが、目安は小学校高学年(10歳以降)。それまでは25〜26インチのジュニアラケットを使うのが一般的です。中学生になったら大人用の27インチに移行しても問題ありません。ただし、最初は270g前後の軽量モデルから始めるのが安全です。
- 7. ラケットを選ぶときに試打はした方がいい?
-
絶対にした方がいいです。スペック表だけでは打感はわかりません。最近は大手スポーツ店やテニス専門店で試打サービスが充実しているので、購入前に最低でも2〜3本は打ち比べてみることをおすすめします。同じ「100インチ・300g」でも、メーカーによって打感は全く違います。
- 8. 何本も持つ必要はある?
-
普通にプレーするだけなら1本で十分。試合に出るレベルになると、ガットが切れたとき用の予備として2本目を持つのが一般的です。3本以上持ち始めるのは、プレースタイル別に使い分けたい中上級者からです。
まとめ
今回は、初心者・中級者におすすめの硬式テニスラケットを紹介しました。
選び方のポイントは、次の5つです。
- 重さは初心者なら285〜295g、中級者なら300g前後
- フェイスサイズは100平方インチが万能
- バランスは標準の320mm前後
- グリップサイズは男性G2、女性G1が日本人標準
- フレームは中厚〜やや厚め(23〜26mm)
そのうえで、プレースタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。バランス重視ならEZONE 100、パワー重視ならピュアドライブ、柔らかさ重視ならCLASH 100、スピン重視ならSPEED MP、軽さ重視ならピュアドライブ チームを選んでみてください。
プレー後のストレッチを忘れず、痛みを感じたらすぐに休むことが、長くテニスを続けるコツですよ。
最高の一本と出会って、テニスをもっと楽しんでくださいね。
