この記事では、ハイカットのバレーボールシューズのおすすめについて書いています。
「ジャンプの着地で、足首をひねりそうになる…」
「ローカットだと不安だけど、ハイカットはどれを選べばいいの?」
バレーボールシューズ選びで、こんな悩みを抱えていませんか?
ジャンプの多いポジションほど、足首まわりの安定感がプレーの安心感を大きく左右します。
そこで今回は、ハイカット(ミドルカット)のバレーボールシューズおすすめ5選をご紹介していきます。
選び方のほか、よくある失敗や使ううえでの注意点もまとめたので、アタッカーやミドルブロッカーの方はぜひ参考にしてみてください。
★おすすめNo.1|迷ったらまずコレ
アシックス SKY ELITE FF MT 3
アシックスのバレーボールシューズにおけるフラッグシップモデルのミドルカット版。METARISE 2から受け継いだ反発性とクッション性を高次元で両立し、パワフルなジャンプと安定した着地を実現してくれる1足です。中・上級者のアタッカー・ミドルブロッカーに圧倒的な支持を受けています。
- RISETRUSS構造で中足部のねじれを抑え、ジャンプ時の安定性が抜群
- FF BLAST PLUS ECOミッドソールで強力な反発とクッション性を両立
- 内外非対称シューレースで足全体をしっかりホールド
ハイカット(ミドルカット)バレーボールシューズの選び方
まずは、ハイカットのバレーボールシューズの選び方を見ていきましょう。
チェックしたいのは、次の5つのポイントです。
- ハイカットとミドルカットの違い
- 足首のサポート力
- クッション性と反発性のバランス
- 重量と足幅(ワイズ)
- ポジションとの相性
ここを押さえておけば、自分のプレーに合う一足が見つかりますよ。
ひとつずつ確認していきましょう。
ハイカットとミドルカットの違いを知る
実は「ハイカット」と呼ばれているモデルの多くは、正確にはミドルカットです。
- ローカット:くるぶしが露出するタイプ。最も軽く動きやすい
- ミドルカット(ハイカット):くるぶしを包み込むタイプ。足首の安定性が高い
- ハイカット(本来の意味):脛まで覆うタイプ。現在のバレーシューズではほぼ存在しない
足首のサポート力で選ぶ
ハイカットを選ぶ最大の理由は、足首まわりのサポート力です。
ローカットで感じていたジャンプ後の「グラッ」とした不安定感が、ハイカットに替えるとぐっと減りますよ。
クッション性と反発性のバランスで選ぶ
ハイカットはジャンプが多いポジション向けのモデルがほとんどなので、ミッドソールの性能は妥協できません。
- クッション性:着地時の衝撃を吸収して、膝・腰の負担を減らす
- 反発性:踏み込みから跳躍への力の伝達効率を高める
アシックスなら「FF BLAST PLUS」や「FLYTEFOAM」、ミズノなら「MIZUNO ENERZY」シリーズが、これらを実現する素材として搭載されています。
重量と足幅(ワイズ)で選ぶ
ハイカットはローカットより重くなりがちです。片足あたりの目安は以下のとおりです。
- ローカット:約280〜310g
- ミドルカット(ハイカット):約310〜350g
近年はミドルカットでも軽量化が進んでいるので、過剰に心配する必要はありません。
ポジションとの相性で選ぶ
ポジションによって、向いているモデルは変わります。
- アタッカー(ウィングスパイカー・ミドルブロッカー):反発性とクッション性重視のハイエンドモデル
- オポジット:強烈なスパイクを連打するため、フラッグシップモデル
- セッター:細かい動きが多いため、比較的軽量なモデル
- リベロ・レシーバー:ハイカットは不向き。基本はローカット推奨
自分のポジションでよくする動きをイメージしながら選んでみてくださいね。
ハイカットのバレーボールシューズでよくある失敗と対策
ハイカットを選んでも、選び方や使い方しだいで失敗してしまうことがあります。
特に起こりやすいのは、次の3つです。
- ハイカットなら捻挫しないと過信した
- いきなり試合で新しいハイカットを履いた
- ポジションに合わない重さを選んだ
原因と対策をセットで覚えておきましょう。
失敗①:ハイカットなら捻挫しないと過信した
ハイカットは足首の安定性を高めてくれますが、捻挫を完全に防げるわけではありません。
- ウォーミングアップを省いてしまった
- 足首の筋トレやストレッチをおろそかにした
シューズと体づくりの両方で、足首を守っていくのが大切ですよ。
失敗②:いきなり試合で新しいハイカットを履いた
ローカットから乗り換えたばかりの頃は、足首まわりの圧迫感に違和感を覚えることがあります。
- 履き慣れないまま試合に出て、動きがぎこちなくなった
- 違和感を我慢して履き続けた
試合で使うのは、足になじんでからにしましょう。
失敗③:ポジションに合わない重さを選んだ
「足首を守りたい」と重量感のあるモデルを選んで、動きにくくなるケースです。
- セッターなのに重いモデルを選び、細かい動きについていけなかった
- リベロでハイカットを選び、低い姿勢での動きが窮屈になった
リベロやレシーバーは、基本的にローカットを選ぶのがおすすめですよ。
ハイカットのバレーボールシューズおすすめ5選
ここからは、ハイカット(ミドルカット)のバレーボールシューズのおすすめを5つ紹介します。
ジャンプ特化のフラッグシップから、部活生に人気の軽量モデルまで選びました。
まずは比較表で、5足の特徴をざっくりチェックしてみてください。
ここからは、1足ずつ詳しくレビューしていきます。
アシックス|SKY ELITE FF MT 3
| カット | ミドルカット |
|---|---|
| 重量 | 約330g(26.0cm片足) |
| 足幅 | STANDARD(2E相当) |
| ミッドソール | FF BLAST PLUS ECO |
| おすすめレベル | 中級者〜上級者 |
| 想定ポジション | ウィングスパイカー、ミドルブロッカー、オポジット |
- シリーズ最高峰の反発性で最高到達点が伸びる
- 着地時の衝撃吸収性能が非常に高い
『アシックス SKY ELITE FF MT 3』は、アシックスのバレーボールシューズの頂点に位置するフラッグシップ「SKY ELITE」シリーズのミドルカット版です。
決して軽いシューズではありませんが、踏み込みで足が沈み込み、そこから強烈な反発が返ってくる感覚は別格です。
ブロック後の着地でも足首がしっかりホールドされ、安心して次のプレーに移れます。
価格はやや高めなので、本気で上を目指す方向けの一足です。
■こんな人におすすめ
- 本気で上達を目指すアタッカー・ミドルブロッカー
- ジャンプ力を最大限に引き出したい人
「最高到達点をもっと伸ばしたい!」という方に、いちばんおすすめの一足です。
ミズノ|ウエーブライトニング Z8 MID
| カット | ミドルカット |
|---|---|
| 重量 | 約320g(27.0cm片足) |
| 足幅 | 2E相当 |
| ミッドソール | MIZUNO ENERZY NXT |
| おすすめレベル | 初心者〜上級者 |
| 想定ポジション | オールポジション |
- ポジションを選ばないバランス型
- 柔らかいクッションと高反発を両立
『ミズノ ウエーブライトニング Z8 MID』は、ミズノの看板シリーズ「ウエーブライトニング」の最新モデルのミドルカット版です。
クッション性、反発性、フィット感、グリップ力のすべてが高次元でバランスしていて、部活生から社会人まで幅広く愛用されています。
かかとまで大きく巻き上がったMIZUNO WAVEプレートで、ジャンプ時の安定感もしっかり確保されています。
尖った性能よりも「どんな使い方でも外さない」万能型を求める方にフィットします。
■こんな人におすすめ
- 初めてハイカットを履く人
- 練習でも試合でも1足で済ませたい人
クセのないハイカットを探しているなら、まずチェックしてほしい一足です。
ミズノ|ウエーブモーメンタム 3 MID
| カット | ミドルカット |
|---|---|
| 重量 | 約350g(27.0cm片足) |
| 足幅 | 2.5E相当 |
| ミッドソール | MIZUNO ENERZY(最柔素材) |
| おすすめレベル | 中級者〜上級者 |
| 想定ポジション | ミドルブロッカー、ウィングスパイカー |
- シリーズ史上最高のクッション性
- 2.5E相当のやや広い設計
『ミズノ ウエーブモーメンタム 3 MID』は、「ブレずに飛び勝て」をコンセプトに、シリーズ史上最高のクッション性と安定性を追求したモデルです。
重量感はありますが、その重さこそがこのシューズの強み。足を入れた瞬間から、圧倒的な包まれ感があります。
長丁場の試合でも膝の疲労感が溜まりにくく、真価を発揮するタイプのシューズです。
足幅はやや広めの2.5E相当なので、幅広の足の方にも合いやすくなっています。
■こんな人におすすめ
- ブロックジャンプが多いミドルブロッカー
- 着地の衝撃で膝や腰に不安がある人
安定感とクッション性を最優先したい方は、ぜひ候補に入れてみてください。
アシックス|V-SWIFT FF MT 4
| カット | ミドルカット |
|---|---|
| 重量 | 約310g(27.0cm片足) |
| 足幅 | STANDARD(2E相当)/EXTRA WIDE(4E相当) |
| ミッドソール | FLYTEFOAM |
| おすすめレベル | 初心者〜中級者 |
| 想定ポジション | オールポジション |
- ミドルカットながら比較的軽量
- 4E相当のEXTRA WIDEモデルあり
『アシックス V-SWIFT FF MT 4』は、アシックスの中価格帯を代表する「V-SWIFT」シリーズのミドルカット版です。
フラッグシップより性能は抑えめですが、そのぶん軽くて動きやすく、価格も手が届きやすい部活生に大人気のモデルです。
バレーボールシューズでは珍しい4E相当の「EXTRA WIDE」モデルが用意されているのも大きな魅力です。
幅広・甲高で悩んでいた方にとっては、救世主的な存在になるはずです。
■こんな人におすすめ
- ハイカットを初めて履く部活生
- 足幅が広くて靴選びに困っている人
価格を抑えつつミドルカットの安心感が欲しい方に、ぴったりの一足です。
アシックス|NETBURNER BALLISTIC FF MT 4
| カット | ミドルカット |
|---|---|
| 重量 | 約320g(27.0cm片足) |
| 足幅 | STANDARD(2E相当) |
| ミッドソール | FF BLAST PLUS |
| おすすめレベル | 中級者〜上級者 |
| 想定ポジション | ウィングスパイカー、オポジット、セッター |
- ミドルカットなのに機敏に動ける
- 多方向への動き出しをスムーズにサポート
『アシックス NETBURNER BALLISTIC FF MT 4』は、多方向への素早い動き出しを求めるプレーヤー向けに設計されたハイエンドモデルです。
SKY ELITEがジャンプ特化なのに対し、こちらは機敏性・瞬発力に特化しています。
FF BLAST PLUSミッドソールによる反発性も優秀で、ジャンプ力もしっかりサポートしてくれます。
「ハイカットは重くて動けない」という固定観念を覆してくれる一足です。
■こんな人におすすめ
- ジャンプトスやジャンプサーブを多用するセッター
- ハイカットの重量感が苦手な人
足首を守りつつ動きの自由度も欲しい方は、ぜひチェックしてみてください。
目的別のおすすめまとめ:あなたに合う一足はどれ?
ここまで5足を紹介してきましたが、「結局自分にはどれがいいの?」という方のために、目的別に整理します。
部活生(中高生)に選んでほしい一足
初めてハイカットを履く部活生には、『アシックス V-SWIFT FF MT 4』がおすすめです。価格・性能・重量のバランスが良く、初心者から中級者までしっかりサポートしてくれます。
レベルアップを目指すなら、ミズノ ウエーブライトニング Z8 MIDへのステップアップが王道ですよ。
社会人プレーヤーに選んでほしい一足
週1〜2回のプレーが中心の社会人には、バランス型で使い勝手のいい『ミズノ ウエーブライトニング Z8 MID』がベストチョイスです。
ママさんバレーに選んでほしい一足
アンダーハンドパスや素早いフットワークが重視されるママさんバレーには、動きやすさを確保できる『アシックス NETBURNER BALLISTIC FF MT 4』やV-SWIFT FF MT 4が好相性です。
本格派のアタッカー・ミドルブロッカーに
本気でジャンプ力を追求したいなら、反発性重視の『アシックス SKY ELITE FF MT 3』か、安定性・クッション性重視のミズノ ウエーブモーメンタム 3 MIDの2択です。
自分のプレースタイルに合わせて選んでくださいね。
ハイカットのバレーボールシューズを使ううえでの注意点
ハイカットは足首の安定性を高めてくれる優れたシューズですが、過信は禁物です。
- 完全に捻挫を防げるわけではないので、ストレッチと筋トレを欠かさない
- ローカットから乗り換えたばかりのときは、練習から少しずつ慣らす
- ジャンプ時に痛みや違和感を感じたら、すぐに中止する
合わないシューズを無理に履き続けると、膝や腰に負担が蓄積することがあります。身体の声に耳を傾けながら、自分に合った一足を見つけてくださいね。
よくある質問
- 1. ハイカットとローカット、どっちを選ぶべき?
-
ポジションによります。ジャンプが多いウィングスパイカー・ミドルブロッカー・オポジットはハイカット(ミドルカット)、素早い動きが求められるリベロやセッターはローカットが基本です。ただ、足首に不安がある方はポジションに関係なくハイカットを選ぶのもアリ。逆に「ハイカットは窮屈」と感じるならローカット一択です。
- 2. バスケットシューズで代用できる?
-
おすすめしません。バスケットシューズはバレーボール特有の平面的な動きやジャンプ動作に最適化されていないため、滑りやすかったりクッション性のバランスが合わなかったりします。バレーの動きを考慮して作られた専用シューズを選ぶのが上達への近道です。
- 3. サイズ選びで気をつけることは?
-
バレーボールシューズは、普段のスニーカーより0.5cm大きめを選ぶのが基本です。ただし、アシックスとミズノでサイズ感が異なることもあるので、可能であれば試着するのが一番。厚手のバレー用ソックスを履いた状態で試すのもポイントです。
- 4. 相場はいくらくらい?
-
現行モデルだと、エントリーモデルで8,000〜1万円前後、中価格帯で1.2〜1.6万円、ハイエンドのフラッグシップモデルで1.8〜2万円前後が目安です。型落ちモデルなら半額近くで買えることもあるので、最新モデルにこだわらなければコスパよく揃えることも可能です。
- 5. シューズの寿命はどれくらい?
-
使用頻度によりますが、週3〜4回プレーする部活生なら半年〜1年、週1〜2回の社会人なら1〜2年が目安です。ソールのすり減りやクッション性の低下を感じたら買い替え時。怪我予防のためにも、寿命を過ぎたシューズは使い続けないようにしましょう。
- 6. 新品のシューズはすぐ試合で使って大丈夫?
-
できれば練習で数回履き慣らしてから試合投入するのがおすすめです。新品は素材が硬く、足にフィットするまでに少し時間がかかります。大事な試合の前日に新品を卸すのは避けたほうが無難です。
- 7. ハイカットは捻挫予防になる?
-
一定の効果はありますが、完全に防げるわけではありません。シューズに頼り切るのではなく、日頃からの足首ストレッチや筋トレ、正しい着地フォームの習得も並行して取り組むことが大切です。
- 8. 中学生・高校生でもハイカットを選ぶべき?
-
成長期の膝・足首への負担を考えると、ジャンプが多いポジションの学生にこそハイカットをおすすめしたいところ。ただし、コーチや顧問の方針もあるので、相談の上で選ぶのが良いでしょう。
まとめ
今回は、ハイカット(ミドルカット)のバレーボールシューズのおすすめを紹介しました。
最後に、今回紹介した5足をおさらいします。
- アシックス SKY ELITE FF MT 3:本気でジャンプ力を追求したい中上級者向け
- ミズノ ウエーブライトニング Z8 MID:誰にでもフィットする万能型
- ミズノ ウエーブモーメンタム 3 MID:安定感とクッションを最重視するなら
- アシックス V-SWIFT FF MT 4:部活生に最適な軽量・コスパ型
- アシックス NETBURNER BALLISTIC FF MT 4:機敏な動きを求めるプレーヤー向け
ハイカットのバレーボールシューズは、足首を守ってくれるだけでなく、プレーに「安心感」と「自信」をもたらしてくれます。
足型やフィット感は人それぞれなので、試し履きできるお店が近くにあるなら、ぜひ実際に履いてから選んでみてください。
自分に合った一足を見つけて、次のシーズンも最高のプレーを目指していきましょう!
